骨折をしているとなると、一刻も早く保護をする必要があります。しかし、犬のいる場所は福井県で、アークからすぐに行けるような所ではありません。そこで、相談者に保護を依頼したのですが、既に1匹犬がいる上に、大きな犬はあまり接した事がなく、怖くて近寄ることもできないといいます。その為、アークスタッフ2名が急きょ現地に向かうことになりました。
高速道路を乗り継ぎ約3時間で現地に到着。
犬は、線路脇の倉庫のような所に逃げるように隠れていました。

相談者の話によると、人がいなくなるとそこに避難しているが、いつもエサを持っていくと出てくるということ。すると、実際にその子はヒョコヒョコと出てきて、フレンドリーな様子でした。確かに前脚は一本が骨折の為か腫れあがり、お尻にもぱっくりとひらいた傷がありました。


アークスタッフは静かに近寄り、頭をなでたところ大人しくしているので、そのままケージに入れ、動物病院へ向け急いで走り始めました。
病院に到着後は抱っこも大人しくさせ、レントゲン台の上でもすっかりリラックスした様子。
とても疲れていて、久し振りに人に触れ、やっと安心したのかもしれません。
診察結果は、右前脚骨折。内出血を起こしていたため、腫れていたようです。その他、脊椎や脚の骨の状態も見ましたが、特に問題はないようでしたが、全身打撲がみられました。お尻の裂傷から見ても、交通事故にあったのではないか、ということでした。ラブちゃんはそのまま入院し、後日手術を受ける事になりました。
そして2日後、手術は成功しましたが皮膚が壊死しており、石膏で固定することになりました。
現在もまだ入院中です。
とっても性格のかわいい子なので、傷が治った日にはきっと新しい里親さんのもとにもらわれていくことでしょう。
ラブちゃんの状況は、また報告してまいります。